約 199,068 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8998.html
202オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/12(月) 23 25 34.87ID z8l8dCK80 ヒイロ「フル・フロンタル。町をここまで混乱させた責任、果たしてもらう……!」 リディ「いや、もとはと言えば所かまわず四六時中自爆しまくるお前のせいじゃねえの?」 ヒイロ「フル・フロンタル、強者など何処にもいない!人類全てが弱者なんだ!俺もお前も弱者なんだ!!」 アルレット「あ、なんか名セリフを叫んで誤魔化すターンに入りましたよあの男」 バナージ「ね、姉さんもリディさんも気持ちはわかるけどそのくらいで勘弁してあげて。でないとあいつまた勝手に自爆しちゃうから……」 マイ「ヒイロ! やってしまったものはしょうがない。気分を切り替えていこう!」 ヒイロ「任務了解……!」 羞恥心を押し隠すかのように、ヒイロの駆るウイングガンダムゼロは猛烈な勢いでネオ・ジオングに襲い掛かった。 シナンジュは両手にもったバズーカと肩部大型メガ粒子砲で迎撃するも、ヒイロはそれらを全て回避。 弾幕をかいくぐり、ビームサーベルで斬撃を加える。 フロンタル「ぐうっ!」 ヒイロ「まだ終わってはいない」 さらに懐に飛び込んだウイングガンダムゼロはサーベルとマシンキャノンで連続攻撃を加えた。 それらすべてを、ネオ・ジオングはなす術なく受け続ける。 アルレット「ぶっとび……! 私たちがあんなに苦戦したネオ・ジオングを一方的に……!」 リディ「いくら今のネオ・ジオングがサイコ・シャードを攻撃に使えないとはいえよ」 マイ「それだけじゃない。ヒイロはフル・フロンタルが抱える弱点を完全に把握したうえで戦っている」 リディ「弱点? そんなもんがあるのか?」 マイ「ええ、見てください。ヒイロの動きを」 ヒイロ「…………」 フロンタル「ちい、ちょこまかと!」 リディ「よく見たらあいつ、ネオ・ジオングの背中を常に狙って動いてるのか」 バナージ「ネオ・ジオングの背中……そうか、あいつの狙いはサイコ・シャードそのものか」 マイ「彼が企むアクシズ落としにとってサイコ・シャードは絶対に破壊されてはならないもの。 それゆえに、狙われたなら必ず守らなくてはならない」 アルレット「そこにつけ込む隙が生まれるってワケね」 マイ「その通りです。もっとも、やってのけるにはとてつもない技量が必要なのですが」 リディ「あいつは会敵したこの数分でそれを悟ったってのかよ……」 バナージ「フロンタルがヒイロを警戒してたって理由、わかる気がするよ」 フロンタル「くっ……メガ粒子砲を全てやられるとは」 バチバチと火花をあげ、遂に沈黙したネオ・ジオング。 背中のサイコ・シャードこそ無事であるものの、すでに機体兵装の大部分を破壊されていた。 そんな機体の様子を、ウイングガンダムゼロは少し離れたところから静かに見つめていた。 ヒイロ「投降しろ、フロンタル。そうすればミンチにまではしない」 ツインバスターライフルの照準を合わせたまま、ヒイロは勧告した。 203オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/12(月) 23 27 32.61ID z8l8dCK80 フロンタル「まだだ! まだ終われん! ここで私が敗れてしまったら、誰がこの世界を救うというのだ!」 ヒイロ「世界を救う、だと?」 そのいつものフロンタルらしからぬ奇妙な物言いに、ヒイロは眉をしかめた。 フロンタル「そうだ。もうすぐこの世界には破滅が訪れる。全てを無に帰す、力の発動だ。 それを止められるのは私の『IMD計画』しかない!」 アルレット「世界の破滅? 力の発動?」 マイ「いったいどういうことだ。それとアクシズ落としとどういう関係があるんだ?」 リディ「耳を傾けるな! どうせいつもの戯言だ! 構わないからミンチにしちまえ!」 ヒイロ「任務了解」 湧き上がる疑問を押し殺し、バスターライフルのチャージをはじめるヒイロ。 だがそこへバナージが声をあげた。 バナージ「待ってくれ! 一体あなたに何が起こってるっていうんですか! 昨日といい今日といい、そんな言い方、いつものあなたとはまるで違う! これじゃまるで……」 フロンタル「普通の人間のようだ、とでも言いたいのかね?」 バナージ「!?」 フロンタル「バナージ君の言う通りだよ。今の私は『空っぽの器』ではない。 今の私を満たすのは、全て私の中からあふれ出たものだ。大志、といってもいい」 それはバナージたちがいつも聞いていた上辺ばかりの空虚な言葉ではない。血肉の通った言葉だった。 フロンタル「全てのはじまりは一年ほど前か。興味本位で手に入れた『ゼロシステム』を始めて起動したとき、私は見たのだ。 近い将来に、この世界がたどる破滅の運命を。 そして私は決意した。どんな手を使ってでもこの破滅は防がなければならないと」 バナージ「破滅、破滅って……あなたは一体何を見たんですか」 フロンタル「フッ、口でいうより実際君たちも見た方が早かろう。私が見たこの世界の最期を」 そう言いながらフロンタルは手元の『ゼロシステム』のコンソールを手早く操作した。 ヒイロ「!? これは……ネオ・ジオングがゼロのシステムにハッキングを仕掛けている?」 隙を突いて行われたネオ・ジオングによる『ゼロシステム』へのハッキング。 それはウイングガンダムゼロだけでなく、バナージやマイたち周りの機体にまで影響を及ぼした。 バナージ「なんだこれ……頭の中に、映像が入ってくる!?」 マイ「この現象はニュータイプ同士による精神感応? いや違う! 二つの『ゼロシステム』によるオーバーフローが、機体を通じて僕たちにまで未来を見せているのか!?」 二基の『ゼロシステム』によるオーバーフローはネオ・ジオングとウイングガンダムゼロのみならず 周囲にいたアハヴァ・アジール、ビグ・ラング、そしてユニコーンガンダムを飲み込んでいく。 気づけばヒイロたちガンダム兄弟は、人の行き交うにぎやかな街角に立っていた。 204オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/12(月) 23 38 39.04ID z8l8dCK80 ヒイロ「どこだ、ここは……」 バナージ「俺たち、学校にいたはずなのに」 アルレット「あれ? なんか見た覚えあると思ったら、ここ中央区の商店街じゃん」 マイ「間違いないんですか、姉さん」 アルレット「うん。だって姉さんあの角のブティックで最近パンタロン買ったし、右隣の美容室で聖子ちゃんカットにしてもらったし……」 バナージ「古っ!」 フロンタル「アルレット君の言う通り、ここは日登町中央区で間違いないよ」 そこへ現れた赤いパイロットスーツ姿の偉丈夫――フル・フロンタルはそう言った。 ヒイロ「フル・フロンタル……!」 とっさにヒイロは腰に差していた拳銃を抜き放ち、フロンタルに向けて発砲した。 しかし、弾丸は全て彼を素通りしていく。 フロンタル「無駄だよ。ここは『ゼロシステム』が見せる仮想世界の中。私たちの肉体は今もMSのコクピットの中にあるのだからね」 アルレット「それで? 私たちをこんなところに呼び出してどういうつもり?」 フロンタル「言っただろう? 私が触れた世界の最期を、君たちにも見てもらうと」 言いながらフロンタルは商店街の時計を見上げた。時刻はちょうど、10時を指すところだった。 フロンタル「そろそろか」 アルレット「そろそろってなにg」 問いかけたアルレットの声をかき消すように、遠くから爆発音が聞こえた。 人々の悲鳴が飛び交う中、ビルの向こうには何機かのMSを見える。 マイ「あれは……アムロ兄さんのガンダムとシャアさんのザクII!?」 アルレット「それにνガンダムやサザビー、百式、ディジェもいるわ」 バナージ「てことはこれ、昨日の映像を見てるのか?」 フロンタル「先ほども言ったろうバナージ君。これは『ゼロシステム』が見せたシミュレーション映像……もっとも起こる可能性が高かった未来の姿だ」 そして始まるオールアムロ対シャア軍団の戦闘。その様子を、フロンタルは感慨深げに眺めていた。 フロンタル「とはいえこの辺りは君たちが経験した過去とほぼ同じ。……少し時間を進めるとしようか」 日登町西区:海岸 バナージ「…………」 ベルリ「バナージ! ちょっと起きなさいよロリコン!!」 ミネバ「イヤだ……そんなのイヤだバナージ!! わたしをのこして死なないでくれ!!」 マクギリス「生命反応は無い。逝ったか、バナージ君……」 ハリソン「紳士として見事な最期だったぞ……」 ヒイロ「これは……!?」 バナージ「これって昨日のMA戦か? だけど、あの真っ二つに破壊されたユニコーンガンダムはどういうことだ!?」 フロンタル「だから言ったろう? これは『ゼロシステム』が予測したもっとも起こる可能性の高い未来だと」 フロンタルが手元のコンソールを操作すると周囲の光景はまた変化した。 205オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/12(月) 23 40 43.42ID z8l8dCK80 日登町北区:工業地帯 シャア(一年戦争)「ふ、ふふっ……なりふり構わず私を倒したか。だが、もうわかったはずだ。君のやるべきことは――」 ベルリ「僕のやるべきなのは……アイーダさんの分まで復讐すること――!」 日登町中央区:武道館 アムロ・クワトロ「「クロス・ボンバー!!」」 カミーユ・ジュドー「「ぐわーーーーーーーーーーーーーっっ!!」」 フェリーニ「ジ・オリジンのツープラトンが炸裂、ZZZブラザーズの首が二つまとめて吹っ飛んだーー!!?」 ロザミア「イヤああああお兄ちゃん!!」 アムロ「くっ! いくらフロンタルの目論見を砕くためとはいえ、弟たちをミンチにしなければならないとは……!」 クワトロ「カミーユ、ジュドー……この償いは必ず!」 日登町南区:穀倉地帯 ウッソ「どうしてですかフリット兄さん! なんでシドごと三日月兄さんを……!」 フリット「仕方ないだろう! あのままじゃ全滅だったんだ! 僕だってあんなことやりたくなかった。だけど、多くを活かすためには少しの犠牲を出さなきゃいけないことだって……!」 ウッソ「エゴですよそれは!」 日登町中央区:住宅街 刹那「やめてくれドモン兄さん! ELSはすでに戦意を失っている!」 ELS「(。´・ω・`。)タ、タスケテ……」 ドモン「黙れええええ! 師匠とシュバルツの仇、ELSは全て殲滅するウウウウウウウ!!」 刹那「兄さん、憎しみに囚われて……ならば、俺が止める!」 その後も流れ続けた光景はどれも悲惨なものだった。 敗北、疑心、不和、あらゆる負の感情を巻き起こしながら 日登町、そしてガンダム兄弟たちはボロボロになっていく。 マイ「これが……ゼロシステムが予言した未来だっていうのか」 アルレット「ひどすぎる……」 バナージ「こんなことって……」 フロンタル「絶句するのはまだ早い。ほら、そろそろこの世界の終わりが見えるぞ」 バナージ「え?」 フロンタルが指示した先、そこには四方から襲い来るデビルガンダムの大群と落下するアクシズ、 そして落下を食い止めようとアクシズに張り付くサイコジムの姿があった。 マリーメイア「だめだミネバ、もう、バリアがもたない……!」 プル「あたしたち、ここで終わりなの?」 プルツー「だめだ姉さん、諦めちゃあ……」 アルミリア「お父様、お兄様、マッキー……」 ミネバ「ここまでなのか? なら、わたしたちは何のためにサイコジムに乗って……」 サイコジムは最後の力を振り絞ってアクシズを押し返そうとするも、 圧倒的質量に前に、その巨体はボロボロになっていく。 そして、全ての装甲が剥げ、灰色になったサイコジムの身体から強い光線が発射され―― 206オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/12(月) 23 41 30.86ID z8l8dCK80 { 。 ゚ | . . . ...| |. . ....∥. . . . 。 。 . . . .. . . . .∥. . . . . 。 ゚ 。 ゚ 。 ゚ . . . . . . ...∥. . . . 。 ゚ 。 . . . . . . ∥. . . . ゚ 。 。 ゚ 。 ....... . . ..∥. . . . ゚ 。 ゚ ゚ . . . . ....∥. . . . ゚ 。 。 . ...l . . .∥. . . . ゚ 。 ゚ 。 ゚ ..... . ...∥. . . . . ゚ 。 ゚ ゚ , . . . ∥. . . . . . . . . . . . . . . . ゚ l. . ∥ _ _,,,.... 、、、、 --‐‐‐…・・・ | .........i| ′' ' ~. . . - - ─‐─二二三三 、 _,,.. -‐ ''八⌒~  ̄ . . . . . . . ._ _ - - ‐ ‐ ─ニ二二三三三三 、\⌒ヽノ⌒'⌒V )、,、、、、、--‐‐ ‐ '' "~~. . . . . . ,、-~~'´⌒. . . . . ..)\\-‐~¬ ⌒~⌒~´. . . _,ッ~'⌒ヽノ⌒``⌒ ,,-~~ ⌒¨~~^ \\'"⌒´_ _,,.. -‐~''""~¨⌒ ;. , ´. . . . . . . . . . . . . ; ;; _ _ -\\. . . . '⌒. . . . . . . . . . . . . . . -=二⌒ ー ‐─二二三三 . . . . . \\-~二二三⌒~ッ'"""""⌒^⌒ノ⌒; ; ; ; ノ .. . . . . . . . ‐ ‐ ─二三 ~""""才⌒`\\-二三㌻⌒(⌒. . . . . . ; ;,、、、⌒¨```. . . . . . . . .‐ ‐─二-‐  ̄ ⌒_ -二\\三廴. . . ノ )'"~ ``' ' '⌒ ノ⌒( ⌒>''~ 。s≦⌒ 二二三三二ニ- \\⌒´ノ '´ . ..;'´ ,,-く⌒丶 >'゚ _、 ''~ ⌒¨^. . . . . . . . . .) \\ . '´` , . . ( . . . ./ / . . . . .⌒¨^⌒ヽノ \\ ノ⌒ヽ⌒ Vつ~'⌒ヽ / / `丶'⌒\. . . ノ) \\ (⌒ヽ ノ´ . . . . .)_ァ’ ,‘ . . ..)__. . . .Y′( ( \\′ . . ノ'⌒丶、 ノ'´ / /\ . . . . . `丶ノ ⌒ヽ ]⌒'( \\ . . . ( / / \\ .丶...^.、. . Y⌒ , \ノ ) \\___. . `'7 / \\ . . .).... .) . . .] ; . . 丶 ,、\\ミx ̄ \ { / \\ . . . . ... . ..ノ . . . ; . γγ´ \\`ヽ \{. . . . . . . ,,<>へ\./ 7アア刀刀ア7ァ-ミ . . . ノ . { { \\] ]∧,,< >''~\__/ そ の と き イ デ は 発 動 し た 。 ミネバ達に与えられたサイコジムという名の巨神、それこそイデが与えた最後のチャンスだった。 だが日登町の住民たちはお互いにそれを拒否した結果、イデはその無限力を開放していき、 ガンダム兄弟たちを含めたすべてを因果地平の彼方へと吹き飛ばしてしまったのだ―― 207オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/13(火) 00 47 43.55ID dCql2w4e0 マイ「これが、『ゼロシステム』が予言した世界の破滅……!」 アルレット「あのデッカいジムに、そんな力があるっていうの?」 フロンタル「信じがたいかもしれないが、それが事実だ。戦いを間近でみたバナージ君ならわかるのではないかね? あの巨神のもつ無限の力と、それに引き寄せられる人々のエゴを」 バナージ「それは……!」 何か反論しようとした彼は、あのとき感じた力の流れを思い出し、じっと唇を噛み締めた。 フロンタル「私は最初に見たこの予言から何千、何万回とシミュレーションを繰り返したが、 サイコジムが現れた時点で未来は全て確定してしまった。ただ一つの『計画』を実行した時以外はな」 アルレット「ただ一つの計画?」 マイ「それがあなたの『IMD計画』ですか」 フロンタル「そうだよ。人類を一つ上の存在へ進化させる『IMD計画』。それがたった一つの可能性なのだ。 とはいえ計画を実現するための道のりは果てしなく厳しかった。 “それでも”私は諦めるわけにはいかなかった。世界を破滅から救うために」 バナージ「世界を……破滅から救う」 フロンタル「そうだ。私は、私の見た可能性を信じている。だから手を貸してくれないか? それが、あのサイコジムからミネバ様を解放することにも繋がる」 そういってフロンタルはバナージに手を差し伸べた。 バナージは何も答えず、じっと俯いたままその手を見つめて逡巡した。 バナージ「暖かい……今のあなたの言葉には確かに熱がある。ミネバのことを想えば、あなたの手を取るのが正しいのかもしれない」 フロンタル「そうだろう。ならば」 バナージ「だけど」 フロンタル「?」 バナージ「だけど、あなたの言葉はやっぱり綺麗すぎる。目的は素晴らしいけれど、そのために巻き込まれた人たちのことをまるで無視している言葉だ」 フロンタル「大いなる変革のためにはわずかばかりの犠牲は許容される。君も子供でないのなら、少しは割り切りたまえ」 バナージ「割り切れ? それをあなたはアルとシュウトの前で言えるんですか? あなたのその素晴らしい計画のために、思い出の詰まった家を燃やされた二人の前で!」 ヒイロ「そうだバナージ兄さん。大義のために個人の感情が無視される。それは過ちだと俺は知っている」 フロンタルとバナージ、二人の間に割って入ったのはまたしてもヒイロだった。 ヒイロはフロンタルに銃口を向けながら、いつも通りの鋭い目で彼を睨んだ。 フロンタル「その態度……わたしに協力はしないという意思表示かな?」 ヒイロ「そうだ。俺たち兄弟の誰も、おまえの独りよがりの計画に手を貸すつもりはない」 フロンタル「独り善がり、とは手厳しいな」 その言葉を受けて、フロンタルは困ったようにこめかみを抑えた。 208オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/13(火) 00 48 24.02ID dCql2w4e0 フロンタル「だが『ゼロシステム』の予言通り巨神は現れた。システムの見せる未来の正しさは、君が一番よく知っているだろう?」 ヒイロ「それがどうした」 バナージ「ヒイロ……」 ヒイロ「今見た未来など、所詮はゼロが見せた機械的な幻に過ぎない。 それを盲目的に信じるお前は、ゼロを使っているようで、その実ゼロに踊らされているだけだ」 フロンタル「…………」 ヒイロ「お前も本当はわかっているはずだ。バナージ兄さん、カミーユ兄さん、三日月兄さん、ジュドーも、みんなまだ生きている。 ベルリ兄さんやドモン兄さんは憎しみに心を囚われたりしていない。フリットは取り返しのつかない過ちを犯したりはしなかった。 ゼロの見せる望まない未来なんていくらでも変えられる」 バナージ「ヒイロの言う通りだ。俺だって世界の破滅なんて避けたい。だけどそのために誰かを犠牲にする、あなたのやり方は認めない……!」 マイ「あなたが見せてくれたこの事象は非常に興味深いものです。ですが、検証もしないうちに鵜呑みにするのは技術者の態度ではありません」 アルレット「要するに、一昨日来やがれってことよこのスットコドッコイ!」 フロンタル「少しは大人になりたまえ。世界の破滅を救う手段は、私の『IMD計画』しかないのだぞ?」 ヒイロ「俺たちは、これまでずっと自分の力で望む未来を勝ち取ってきた。ならば、今度もそうするだけだ」 フロンタル「一時の激情に駆られて、愚かな選択をするか……。ありもしない可能性を信じて」 バナージ「それでも、あなたのように初めから他の可能性を切って捨てるよりはずっとマシだ!」 フロンタル「交渉は、決裂というわけか」 フロンタルは吐き捨てるように言った。すると周囲の景色が歪んでいき、気づけばヒイロたちはもとのコクピットの中に座っていた。 バナージ「ここは……」 ヒイロ「戻ってきたようだな、ゼロの見せた幻の中から」 リディ「どうしたんだバナージ。一瞬ボーっとしてたぞ」 バナージ「え? 一瞬?」 マイ「確かに、先ほどの戦闘から一分も経っていない」 アルレット「軽い浦島太郎気分ねこれは」 ヒイロ「追い詰められて俺たちを懐柔しようとあがいたようだが……徒労に終わったなフロンタル」 再びネオ・ジオングに向けてツインバスターライフルを構えるヒイロ。だが、 フロンタル「徒労? いや、そうでもないさ」 そう言ってフロンタルはヘルメットを脱ぎ捨てた。その顔の、目、鼻、耳、口から帯びたたしい量の血を流しながら。 フロンタル「おかげで、サイコシャードを使う時間は十分作れた」 ヒイロ「!?」 マイ「みんな! 上だ!!」 突如モニターに響くアラーム音、見ると、巨大な何かが、一直線に学校に向かって落ちてくる! 209オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/13(火) 00 50 52.32ID dCql2w4e0 バナージ「あれは……アクシズの破片!?」 マイ「なんてことだ……気づかなかった! フロンタルが僕らにゼロシステムで未来を見せたのは、あれを落とすための時間稼ぎだったのか!」 ワームホールの向こうにあるアクシズ。サイコシャードによってそこから切り離された直径数キロの小山のような破片は、 速度を上げてヒイロたちに迫ってくる! マイ「まずい、あんなサイズでも、直撃すれば中央区は確実に壊滅する!」 アルレット「ヒイロ!」 ヒイロ「任務、了解……!!」 アルレットがその名を叫ぶより早く、ヒイロはウイングガンダムゼロを駆り空へと飛んだ。 そして翼を広げたまま空中で制止すると、破片に向けてツインバスターライフルの照準を合わせる。 ヒイロ「ターゲット、確認」 そして発射されるフルパワーのツインバスターライフル。しかし直撃しても、破片は表面が少々溶けただけでビクともしない。 リディ「ああ、クソ! ダメか!」 バナージ「コロニーに比べて密度が高すぎるんだ!」 ヒイロ「ならば、破壊できるまでやるだけだ」 そう言って、ヒイロは慌てることなく、再度ツインバスターライフルのチャージを始める。 フロンタル「確かにその通りだが、私のことを忘れてもらっては困るな」 リディ「! ネオ・ジオングのやつ、地上からウイングガンダムゼロを狙って……!」 バナージ「危ない! 避けろヒイロ!」 だがその言葉が聞こえていないのか、ウイングガンダムゼロは微動だにしなかった。 そして無防備な背中に、ネオ・ジオングのビームが直撃する。 ヒイロ「!!」 フロンタル「動けるはずがないよな、ヒイロ君。破片の破壊には、コンマ二桁まで狂いの無い狙撃が必要となる。 いくら君とて、フラフラと避けながらそんな芸当ができるはずがない。ましてフルパワーのツインバスターライフルならばなおさらに!」 続いて放たれたツインバスターライフルの第二射。だがこれも破片の完全破壊までには至らなかった。 間髪入れず、ヒイロは同じ姿勢を保ったまま、第三射のためにチャージを行う。 フロンタル「背後から狙い撃たれても微動だにしないか。やはり君は完成された兵士だな。 だが、その優しさこそが命取りだ!」 ネオ・ジオングの両腕のアームユニットから放たれたビームは、ウイングガンダムゼロの全身を貫いた。 翼を二枚と左肩、そして右足の膝から先を失い、全身の装甲を穴だらけにしながらも、それでも照準は決してブレることはない。 ヒイロ「エネルギーのチャージを確認。……破壊する」 そして放たれた第三射。その太い光の柱は、今度こそアクシズの破片を完全に消滅させた。 と同時にウイングガンダムゼロは爆発を起こし、黒い煙を上げながら地上に落下していく。 210オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/13(火) 00 53 17.00ID dCql2w4e0 アルレット「ヒイロ!」 マイ「ヒイロ!」 バナージ「ヒイロ!」 ヒイロ「まだだ。俺は……死なない!」 フロンタル「!?」 自由落下しながらもバスターライフルを構えるウイングガンダムゼロ。 その銃口は地上のネオ・ジオングに向けられている。が ヒイロ「なんだ……ゼロが急に別の未来を提示しはじめた。これは!」 引き金を引く寸前、ヒイロは何かに気づいた。 そして銃身を傾けると、そのままビームを、ネオ・ジオングとはまるで見当違いの場所にある、校庭の残骸へと向けて発射した。 ヒイロ「これで……いい」 安心したように呟くとヒイロは目を瞑った。 そしてそのまま、ウイングガンダムゼロは学校近くの貯水池へ落下していった。 バナージ「ヒイロ!!」 落下の衝撃で激しく立ち上る水柱。バナージは兄弟の安否を案じて彼の名を叫んだ。だが フロンタル「人のことを心配する余裕があるのか?」 バナージ「!?」 いつの間にか接近してきたネオ・ジオングが、その剛腕をユニコーンガンダムに向かって振り下ろす! バナージ「がっ! ハアッ……アッ!」 リディ「バナージ!!」 フロンタル「次は君だリディ巡査部長」 リディ「!!」 続けてネオ・ジオングは、バンシィに向けて水平にチョップを繰り出す。 無防備な横っ腹に強烈な打撃を受け、バンシィは石切りのようにバウンドしながら瓦礫へとすっ飛んでいった。 アルレット「バナージ! ヒイロ!」 マイ「まずい……まずいですよ姉さん! ユニコーンガンダムがやられたせいでサイコフィールドが消えて…… 上空のワームホールが開いたまま固着します!!」 フロンタル「これで……私の計画を邪魔する者は全て消え去った」 ユニコーンガンダムがやられ、最大限まで広がった日登町上空のワームホール。 その奥に迫るアクシズの姿を見て、フロンタルは満足そうに眼を閉じた。 211オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/07/13(火) 00 54 09.49ID dCql2w4e0 同時刻 学校:西防衛線 グラハム『ガンダム兄弟! 聞こえるかガンダム兄弟! 誰か……応答せよ!!』 戦場に響き渡るのは、ガンダム兄弟をよぶグラハム警視正の声。 しかし今、その呼びかけに答えるものは誰もいない。 カミーユ「……………」 ベルリ「…………」 刹那「…………」 シン「…………」 ジュドー「……………」 フリット「……………」 ウッソ「…………」 そこには、10万機を超えるデビルトミノ軍団の前に敗北した、ガンダム兄弟たちの姿があるだけだった。 日登町中央区:学校の校庭および学校:西防衛線の戦闘結果 ウイングガンダムゼロ……大破 ユニコーンガンダム……大破 バンシィ……大破 アハヴァ・アジール……中破 ビグ・ラング……大破 ハロ長官……重傷 Zザク……大破 G-セルフ……大破 ガンダムエクシアリペア……大破 インパルスガンダム……大破 ZZガンダム……大破 ガンダムAGE-1……大破 V2ガンダム……大破 ネオ・ジオング……中破 デビルトミノ軍団の残りの数……およそ99万機超 アクシズ……無傷で健在 時刻はAM07:50 アクシズ落下まで、あと11分。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1044.html
384 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/10(土) 05 41 33 ID ??? 前スレ、920-922の続きです。 ジュドー「おぉ、すっげーいい匂い!」 ガロード「今日は餃子パーティーかぁ!」 シン「腹減ったなー。あれ?ウッソ…にアルにシュウトに…アムロ兄まで手伝ってる!?」 キラ「珍しいね。そういえば最近アムロ兄さんが料理してるの、見なかったな」 アムロ「珍しがるのは結構だが、お前たちもウッソたちを見習って偶にはロランを手伝えよ? 特にそこで摘み食いしようとしている2人!」 ガ・ジュ「ギク!」 キラ「アムロ兄さんの言ってることも正しいけど、年齢順と職業柄手伝うべき筆頭の人がいるんじゃない?」 シン「?…あぁ、今上でガンプラ作ってる人な」 アムロ「キラの言うこともわかるが、それが手伝わなくていいという理由にはならないぞ」 キラ「ちぇ、誤魔化されてくれないか」 ジュドー「まま、その辺は折を見てってね」 ガロード「とりあえず皆も呼んで冷めないうちに食べようぜ!」 アムロ「それもそうだな。あと運ぶのも手伝ってくれ」 キ・シ・ガ・ジュ「はーい(←説教を免れたので素直)」 シロー「へぇ、ウッソとアルとシュウトが作ったのか。頑張ったな」 アル「へへ」 シュウト「結構面白かったよ」 ウッソ「ロラン兄さんほど巧くはないですが、味には問題ないと思いますよ」 カミーユ「ウッソが珍しくまともな言動を…」 ウッソ「む、…カミーユ兄さんは別に無理して食べてくれなくても結構ですよ」 カミーユ「おい、そこまで言わなくたっていいだろ」 アムロ「半分以上を仕上げた功労者ではあるなウッソは」 カミーユ「うっ」 ロラン「お陰で支度も早く進んで助かりました」 カミーユ「うぅっ…!」 シーブック「カミーユ、今日に関しては、ちゃんと手伝ったウッソに文句を言える立場じゃないな俺たちは」 カミーユ「っ…、悪かったよ」 ガロード「それにしてもおっもしれー形してんなぁー」 ジュドー「星にハートに…クローバーなんてどう作ったんだ?」 キラ「これは…ガンダムの角の部分かな?シュウトが?」 シュウト「うん」 シン「こっちはちょっと歪だけど、多分ザクのヒートホークだ。…ってことはアルが作ったのか?」 アル「うん、そう。他にも色々試したんだけど、巧くいかなくてそれだけになっちゃった」 ヒイロ「ただ作るだけでなく、視覚的にも楽しませてくれる…素晴らしい仕事ぶりだ」 マイ「初めて作ったのに型崩れなく均等に作られているウッソの餃子も目を見張るものがありますね」 シン「これであの悪い癖がなけりゃなぁ」 キラ「シン、聞こえるよ。それにウッソだってああ見えてNTでもあるんだし、カミーユ兄さんの二の舞になりたいの?」 ウッソ「…もう聞こえてますよ。というか、少しは小声で話してくださいよ。むしろ皆聞こえてますよ」 385 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/10(土) 05 42 53 ID ??? コウ「…」 シロー「どうしたコウ?箸が進んでいないようだが…というより沈んでるが?」 コウ「餃子が…」 シロー「餃子がどうした?」 コウ「何で…なんで僕の取った餃子にだけ挽肉の代わりに人参(を大根おろし状にしたヤツ)が入ってるんだ!?おかしいよこれ!!」 アムロ「…何故そこで俺を見る」 コウ「違うの?」 アムロ「俺じゃない。何でお前のためにそこまで手間をかけてやらなきゃならないんだ」 コウ「う…それはそれで何か傷つく…」 ジュドー「地味にキツイ台詞だけど、その分説得力はある…と思ったけどそんなことはなかったぜ」 ウッソ「アムロ兄さんなら、やる時は手間とか関係なくやりますからね(←犯人)」 シーブック「確かに凄い手間だな。人参のすり身を餃子一個分なんて」 ヒイロ「アルとシュウトに見つめられて身動きが取れなくなっているなコウ兄さん」 シロー「コウには気の毒だが、食わないわけにはいかないだろうな」 ドモン「ふん、中身が肉だろうが人参だろうが餃子は餃子だろう。そんなだから軟弱なんだ」 シロー「いや、そこはだいぶ違うだろう」 コウ「………よし、食べたぞ!!餃子は止めといて次は野菜炒めを………!!??」 ガロード「あー、あれはどう見ても野菜炒めの色じゃないな」 ジュドー「オレンジだな」 キラ「オレンジだね」 シン「つか、人参な。野菜炒めっていうより、人参炒め」 アムロ「…だから俺を見るな。揃いも揃って」 カミーユ「…(俺は知らないふりをしておこう。関係ないところで食いっぱぐれたくはないし)(←最高NT能力保持者)」 ロラン「皆さん、アムロ兄さんも今日の功労者の一人なんですよ?詮索はそれくらいにして、 エビチリや炒飯もありますから、どんどん食べてくださいね(←犯人)」 コウ「…何か呆然としてたら知らぬ間に人参炒めが明らかに僕の分だとわかるように取り皿に盛られてる……… 嫌な予感はするけど、こうなったら炒飯を………orzヤッパリソウデスヨネ」 ジュドー「そこでエビチリに行かない辺りがコウ兄だよな。」 ガロード「期待を裏切らない的な意味でな」 シン「宣言までしてるから後に引けなくなってるし」 ヒイロ「ドツボだ」 マイ「海老炒飯、五目炒飯、牛蒡炒飯………人参炒飯。明らかにおかしい並びですね」 キラ「僕には関係ないし、じゃあ僕は海老炒飯を食べよ」 コウ「こんな…こんな…こんなのは世界の歪みだ!!お前(人参)は生きていちゃいけない存在なんだ!!ここからいなくなれぇ!!」 刹那「真のガンダムの作った料理を侮辱するとは、コウ兄さんをガンダムの敵と断定し、駆逐する!!」 ジュドー「ちょっ、いきなり刹那兄が反応した!?」 ガロード「まさか、刹那兄にはアムロ兄の作った料理が区別ついてんのか!?」 シン「でも思いっきり犯人ばらした!?」 キラ「じゃあさっきの人参餃子と人参炒めは別人だったの!?」 シーブック「皆アムロ兄さんだと疑わなかったのか…アムロ兄さん、ここは兄さんが刹那を止めてください!…兄さん?」 アムロ「あ、ああ…」 シーブック「どうしたんですか?」 アムロ「いや…」 ロラン「まさか自分の作った料理を正確に把握して即座に反応されるとは思わなかったから、照れてるんですよね?」 アムロ「!…ロラン!」 386 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/10(土) 05 43 35 ID ??? シロー「く!こうなったら目には目を!ガンダム馬鹿には任務馬鹿だ!ヒイロ、このままじゃコウがミンチになる!阻止しろ!」 ヒイロ「何か言われたような気もするが、任務了解。ターゲットロックオン、目標を排除する」 シーブック「そこ排除しちゃ駄目だろ!?」 コウ「…どうあっても間に挟まってる僕は巻き添え食いそうなのは気のせいかな。むしろミンチフラグが2倍に…」 ヒイロ「ツインバスターライフルを相手にGNライフルとセブンソードで対抗する気か?」 刹那「ロックオンが言っていた。エクシアの実体剣は対ガンダムでGNフィールドを打ち破る切り札になると」 アムロ「刹那、バスターライフルとGNフィールドは違うぞ!?」 ロラン「刹那、ヒイロ、止めてく…!!」 ドモン「お前たち、いい加減にしないか!!!!!!」 ドモンの良く通るでかい声でしーんと食卓が静まり返った。 カミーユ「…声でかすぎだろ(耳押さえながら)」 ドモン「見ろ。アルとシュウトが丹精込めて作った料理が滅茶苦茶になりやしないかと悲しそうな目で見ているじゃないか。 お前たちはそんなアルとシュウトの真心を踏み躙るのか!?」 ア・シュ「…(ドモン曰く純粋な眼差し)」 刹・ヒ「!!」 ガロード「まともだ…」 シン「(餃子の)中身が何でも構わないドモン兄がまともなことを言うなんて…」 ウッソ「ナチュラルに僕の名前がないのは突っ込んじゃいけませんか?」 ジュドー「ウッソ、そこは今は流しとこうぜ」 ロラン「…心外ですね」 兄弟「!?」 珍しくドモンがいいことを言った、と思った矢先のロランの声にまたしても一同が静まる。 ロラン「アルやシュウトが作った料理は大事にするけど、 僕 の 作 っ た 料 理 は 何 度 ど れ だ け 蹴 散 ら さ れ て も 別 に い い ん で す ね ?」 ドモン「!!…ロ、ロラン!!これはそういう意味じゃ…!!」 ロラン「じゃあどういう意味なんです?」 カミーユ「ロランが、黒い…!」 ウッソ「だから僕の名前がナチュラルにry」 シロー「ロラン、そうじゃない!ドモンの言ったことは、いわゆる言葉の綾というヤツで」 ロラン「でも、今は止めていつもは僕の作った料理を吹っ飛ばしてますよね?」 ジュドー「…ロラン兄怖ぇー…俺らはやんないけど、ドモン兄とか筆頭だよな」 ガロード「あと、キラ兄とシン兄もな」 キ・シ「ザクグフゲルググry」 アムロ「ロラン、気持ちはわかるが何もお前に限った話じゃない。俺にしろ、ドモンにしろ、末っ子たちの前じゃ形無しってことさ」 ロラン「それは…わかってるんですけど…つい」 アムロ「うん、それがロランの料理を無碍にしていい理由にはならないよな。これを機に、心当たりがあるヤツは精々自重するんだな」 兄弟(一部)「…はい」 387 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/10(土) 05 44 14 ID ??? アムロ「ところで話は変わるが」 ウッソ「僕もいつその話に触れるか気になっていたんですよ」 アムロ「ああ。…その、セレーネは何故ここにいるんだ?」 セレーネ「あら、失礼ね。ずっといたわよ。私だって家族の一員なんだからいて当たり前じゃない?」 アムロ「それはそうだが、今日スウェン君と出掛けたろ?」 セレーネ「そうね」 ウッソ「行く前にお風呂にも入って着替えもしてました」 シロー「何!?」 ジュドー「マジか!?」 シン「それっていわゆるデートってヤツじゃ」 キラ「じゃあ、ついにアムロ兄さんの悲願も…?」 セレーネ「ウッソ…やっぱりあれはあんたの仕業だったのね」 ウッソ「(やぶ蛇だった…!)」 アムロ「ハロに会ったのか?」 セレーネ「?変なこと言うのね。途中でハロを見つけたからウッソの悪戯だろうと思ってハロに問い詰めたのよ」 ガロード「ハロにも輪切りで脅したのかよ…」 セレーネ(ギロッ)ガロード(ビクッ)「そしたらハロが」 ハロ『今日、アムロガロラン手伝ッテ餃子パーティーヤル。ハロ、セレーネ迎エニ来タ』 セレーネ「あらそうなの?アムロ兄さんが家で料理するなんて久しぶりね」 スウェン「そうなのか?」 セレーネ「ええ。料理は好きみたいなんだけど、兄さんも忙しいしね。私がいないと寂しがるかしら?」 スウェン「家族は大切なものだ。そう無い機会なら参加した方がいい」 セレーネ「それもそうね。夕食どうしようか悩んでたけれど、今日は帰るわ」 スウェン「そうか」 セレーネ「ってことがあって…どうしたのアムロ兄さん?」 シロー「まさか自らがフラグクラッシャーになるとは思わなかったんだろうな…」 アムロ「orz」 ロラン「お風呂と着替えは?」 セレーネ「あ、それは行く前にウッソをry」 ロラン「あ、もういいです」 シロー「気にしないとはいえ、返り血は気になったのか」 ロラン「それでハロは輪切りを免れたみたいですね」 アムロ「orz」 ジュドー「何か白目向きそうな勢いだぜアムロ兄…」 ガロード「そっとしといてやろうぜ…」 ウッソ「まぁ正直僕としてはフラグなんかどうでも良くて、このセレーネ姉さんの画像を少し修正して ファイルに保存して、修正した画像はDSSDのHPのセレーネ姉さんの 『普段は見られない素顔のセレーネ・マクグリフ』というタイトルで載せよう。 綺麗なお姉さんの素顔っていうのは、マニア心を擽ること間違いなしだ。姉さん、元はいいんだし。 修正もするし、あと入浴ry」 セレーネ「…ウッソ」 ウッソ「はっ!」 ハロは無事だったが、ウッソは輪切りにされたらしい。 余談だが、後日食事中は自重を図った兄弟たちだったが、ギンガナムと変態兄弟と変態2名、Tトロワなど諸々の終結により カオスになり、キレたロランが月光蝶を発動させさらにカオスになったことから、戒厳令は解かれた。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2008.html
251 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 02 16 36 ID ??? ロラン「ん?あれは……刹那とマリナさん?」 マリナ「あら、随分溜まっているみたいね。しんどそうだけど大丈夫?」 刹那「ん……大丈夫だ…」 マリナ「無理しないでこっちにいらっしゃい。私が処理してあげるから」 刹那「俺は一人前の男だ。自分でする」 マリナ「いいから意地を張らないの」 刹那「……マリナ、ありがとう」 マリナ「ふふ、ティッシュは充分あるかしら?うん、あるわね……」 ロラン「……なんて事があったんですよ!!」 アムロ「赤飯炊け!シャアやギンガナムさんも呼んでこい!」 シロー「マイにも早く帰るよう連絡します!」 ガラッ 刹那「ただいま」 ザワッ アムロ「せ……刹那、どうだった?」 刹那「?兄さん、何の事だ?」 シロー「トボけちゃって、こいつ!マリナさんだよ、マリナさん」 刹那「何故兄さん達がそれを知っている!?」 ロラン「ごめんなさい。ちょっと立ち聞きしちゃって……」 刹那「……思いっきり顔に掛けてしまった」 ザワ…ザワ…… アムロ「ず、随分マニアックだな……」 シロー「どこで知ったんですかね……で、気持ち良かったか?」 ロラン「兄さん達!これ以上は野暮ですよっ!」 刹那「とてもスッキリした」 ロラン「刹那っ!そんな事言っちゃダメっ」 刹那「?鼻をかむのが悪い事なのか?」 アムロ「…………何だと?」 刹那「花粉症に効くという薬草も貰った。マリナはガンダムだ」 シロー「OK、お前はマリナさんに何をしてもらったんだい?」 刹那「鼻をチーンと。自分でやると言ったのだが、かませてもらった。 勢いが強すぎて、鼻水を掛けてしまって済まなかったと思っている」 ロラン「……はは、あはは……」 アムロ「…………」 シロー「…………」 刹那「これから薬を飲むつもりだ。兄さん、ちょっとどいてくれないか」 アムロ「あ、あぁ……」 カツカツカツカツ アムロ「……ロラン」 ロラン「ビクッ……ご、ごめんなさぁーーい!!」 252 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 03 40 41 ID ??? グエン「私のローラはそんなことを考える子ではなぁぁぁぁい!!」 253 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 03 42 02 ID ??? 251 アムロ「まったく!ロランも耳年増になったもんだ」 シャア「フフフ……お悩みのようだな、アムロ」 アムロ「ちィ!シャアか」 シャア「ロランがこうなった責任、それは貴様にあるんだ」 アムロ「何!?」 シャア「いいか、アムロ。 貴様は自分が結婚しないのを棚に上げて、 弟の恋愛沙汰にばかり首を突っ込んでいるではないか そんな兄を見て、まずは周りが身を固めねばと 貴様以上に焦っているのだよ、ロラン君は」 アムロ「そうだったのか…… だが、一つ気がかりな事がある 以前のロランなら、あの会話で下世話な事に結びつかないはずだ」 シャア「ほう、良い事に気がついたな、アムロ それはだな、最近ロラン君はある俗っぽい昼メロにハマっているのだ」 アムロ「な、何だと!?タイトルを言え!PTAを嗾けてやる」 シャア「『ガンダムゼーt アムロ「あー!分かった、もういい」 シャア「だが見てみろこのドラマを見ているロラン君を…… すごい艶っぽい顔で見ているぞ」 アムロ「貴様!また盗撮を! そう言えば貴様の話したその情報、一体どこから」 シャア「フ……」 赤いザコ「情報とは二手三手先まで集めるものだ、ザコ!」 アムロ「雑魚って言われているみたいで腹が立つな しかし、盗撮しているのであれば、仕方が無い……壊す!」 シャア「やめろ!私の自慢のザコを壊すな!」 アムロ「これのどこが自慢なんだ!」 シャア「私の愛する番組『ザコザコアワー』にゲスト出演した事があるすごいザコだ」 アムロ「そんな子供向け番組を見るな!シャア!」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1162.html
923 名前:2人は兄弟のキューピッド!? シャア編投稿日:2008/07/18(金) 00 25 42 ID ??? シャア「ではまずは刹那君の様子を見てこよう」 アムロ「頼んだぞ」 シャア「ふむふむ、意外と普通のデートじゃないか」 ネーナ「あっ!せっちゃんだ」 シャア「いかん!邪魔はさせない!」 ネーナ「邪魔よ!せっちゃんが見えないじゃない!」 シャア「すまないが彼は今忙しい。後にしてくれないか?」 ネーナ「いやよ!そこをどいて!」 シャア「どかないさ…」 ネーナ「どいて!!無理やり通らせてもらうわ」 シャア「ぐっ…がはっ…うぐっ」 ネーナ「なんで攻撃を避けないのよ…MSがボロボロよ…」 シャア「ここで動いたら周りに迷惑がかかるからだ」 ネーナ「っ!今日はあなたの言うことを聞くわ」 シャア「アムロ…刹那君は大丈夫だぞ」 アムロ「そうか…次はマイを頼みたい」 シャア「了解した」 924 名前:2人は兄弟のキューピッド!? シャア編2投稿日:2008/07/18(金) 00 28 01 ID ??? シャア「マイ君も大丈夫なようだな」 アムロ「シャア!ヅダがまた事故を起こした!」 シャア「何!いかん、ミノフスキー粒子散布!」 ワシヤ「ダメです、2人とも繋がりません」 プノホロウ「仕方がない、我々だけで頑張ろう」 アムロ「OKだ。作戦は成功したようだ」 シャア「了解!続いてセレーネ君のところに向かう!」 シャア「セレーネ君には何の問題もなさそうだな」 ソル「セレーネ!なんで僕を忘れてるんだい!」 シャア「…疲れてきたよ」 ソル「む、そこの人。すみませんがどいてください」 シャア「すまない、これが仕事なのでな…どけない」 ソル「なら無理やり行くまでです!」 シャア「またMSがパーか…ナナイに叱られるな…」 アムロ「シャア、大丈夫か?」 シャア「ああ、無事にデートは済んだようだ」 アムロ「いや…お前の体を心配したんだが…」 シャア「大丈夫だ。まだ…終わらない…さ」バタッ! アムロ「シャア!?大丈夫か?返事をしろ!」 綺麗なシャアの苦労な終わりにしました。 明日あたりに後日談を書きます
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4045.html
253 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/25(日) 18 29 33 ID ??? アムロ「なあ、マイ」 マイ「なんですか兄さん」 アムロ「あの一件は全部夢なんだよな」 マイ「もちろんです」 アムロ「刹那を見てくれ」 箱積みになった孫尚香ガーベラ(プラモ)の中で満面の笑みで寝る刹那「む~俺が…劉備だ」 アムロ「あれを見てくれ、どう思う」 マイ「すごく…不安です」 アムロ「再発しないといいんだが…」 コウ「あ~やっぱり轟の陣営はいいよな~父孫堅がゼフィランサスで子の孫権がスティメン、ん~最高だな~」 アル「僕も轟は大好きだよ、官寧がケンプファーで、孫策が サ イ サ リ ス だもの」 コウ「轟なんて大っきらいだ!」 アル「どうゆう心変わり?!」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4478.html
798 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/26(木) 21 46 47 ID ??? 792 シャア「こうして見ていると不思議な関係だな」 アムロ「そうなんだ。なぜか3人で居ると仲が良いんだ」 シャア「保護者と子供2人といったところか」 アムロ「ああ。あれを見てると刹那に恋愛を押し付けるのも野暮な事だと思わされる」 シャア「そうだな。しかしアムロよ。君はそろそろ身を固めた方がいいのではないか?」 アムロ「それも余計なお世話だ。俺には弟達が独り立ちするまで見守る義務がある!」 シャア「とか言いつつ、本当は結婚したら多数の女性と付き合えなくなるからじゃないのか?」 アムロ「何を…!貴様こそそろそろロリコンを治したらどうだ!?」 シャア「私はロリコンではない!マザコンなんだ!」 アムロ「似たようなものだ!」 ネーナ「なんか外が騒がしいね?」 マリナ「ええ…取りあえず避難しましょうか」 キラ「あ、刹那達も来てたのか」 刹那「キラか。これは何の騒ぎだ?」 キラ「またアムロ兄さんとシャアさんが戦ってるみたいだよ」 刹那「なに!?行かなくては!みんなは先に避難していろ!」 ラクス「駄目です。貴方はネーナさんとマリナさんを守りなさい」 ネーナ「そうそう!か弱い乙女を守ってよ♪」 刹那「お前は別にか弱くないだろう…」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/9020.html
334通常の名無しさんの3倍2021/11/11(木) 20 04 03.82ID VLPV3E3p0 セレーネ「ねえ、アムロ兄さん。この緑のたぬきを食べていて思ったんだけど」 アムロ「ん? 何だ?」 ある日の昼食。シンは遊びに来たルナマリアと仲良く赤いきつねを食べている。 ヒイロはウイングガンダムのバード形態のことを話しながらチキンラーメンを食しているし、 AGEー1のフリットやGP01のコウはその話を聞きながら出前一丁を食べている。 もっともアムロのカップ麺はお湯を入れてまだ3分経っていないのだが……。 セレーネ「トリィをたぬき型ロボットに改造しちゃダメ?」 アムロ「ダメだ。ドラえもんみたいなことを言うのはやめろ。 正確にはあっちはネコ型ロボットだが。 まったくセレーネは刹那みたいなことを口に出して……」 そこですかさず刹那がツッコミを入れた。 刹那「俺がいつも藤子F作品の話をしていると思われるのは心外だ。 他にも好きな漫画はある。例えば学生が主人公の話だが」 アムロ「なるほど、学園モノかな?」 セレーネ「刹那がそこまでいう作品とは気になるところ」 刹那「通信教育をやるだけで学校の勉強、部活、恋愛にいたるまで すべてうまくいくという漫画だ。ハッピーエンド。 進研ゼミの勧誘漫画は面白いな」 アムロ「なぜそこでその漫画が出てくるんだ!?」 335通常の名無しさんの3倍2021/11/11(木) 20 35 26.43ID Iywyrz430 『あっ!これ睡眠学習でやったところだ!』 アムロ「待て待て待てそれ進研ゼミじゃないトミノだ!」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5465.html
436 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/21(土) 12 45 26.88 ID ??? 刹那「では真のガンダムがトランザムするとどうなる…?」 アムロ「ちょっと待て何をする気だ刹那ー!!ここを開けるんだ!」 刹那「アムロ兄さんにコックピットに入ってもらった」 アレルヤ「正確には「閉じ込めた」じゃ…」 ティエリア「刹那、アムロ氏はトランザムの起動方法を知らないな?ヴェーダで外から起動させるぞ」 (『びっくりするほどトランザム!』しながらお待ち下さい) ティエリア「若返った…ように見える」 スメラギ「若返った?!ティエリア、ちゃんとログ取っておいて!」 アムロ『くそっ、どうなってるんだ!早くここから出しやがれ!』 刹那「ガン…ダム…?」 アムロ『どうやって開けるんだ、このコックピットは』 アレルヤ「開けたらまずい気がする、何かおかしいよ」 ティエリア「済まないがアムロ氏、トランザムがどう影響しているか調べているので、しばらく座って待って欲しい」 アムロ『勝手な理由で閉じ込められて納得できるか!うぉぉぉぉっ!!」ガシャーン ティエリア「無茶苦茶だ!モニターを叩き割ったぞ」 リボンズ「モニターを?これはまさか…まさか…」(何故か縛られて柱につながれている) イアン「まさかりかついで金太郎?」 ミレイナ「ここで親父ギャグはないですぅ」 リボンズ「これはまさか、冒険王版?!嫌だぁ!こんな未来は!」(何故か縛られて柱につながれている) アレルヤ「コックピットハッチを無理やり壊して出ようとしてるよ」 ハレルヤ「いつものあの兄貴と比べるとえらい落差だなアレルヤァァァァ!!」 もちろんコックピットハッチは人間一人が暴れて開くほど開くはずはない。 ティエリア「わかった、コックピットスイッチの開け方を教えるから、暴れないでくれ」 アムロ『くそっ、しょうがねえな』 ティエリア「操作盤にあるスイッチを押せば開けられる」 アムロ『どのスイッチだ…えーい、このスイッチだ!』 ティエリア(と、トランザムの緊急解除スイッチを使わせた。これで大丈夫なはず…) (『びっくりするほどトランザム!』しながらお待ち下さい) イアン「これは…派手に壊してくれたな」 アムロ「申し訳ない。トランザムが起動してからの記憶があいまいで…パニックでじたばたしたようだが」 イアン「モニターだけとは言え、じたばたレベルで済む破壊じゃないぞこれ。しかも素手で。ヴェーダの記録見るかね? まあ見たらそこの4人のようになるかも知れないが」 イアンが指した部屋の隅では、白目を剥いた刹那とティエリアとリボンズとスメラギが体育座りをしていた。 アムロ「…遠慮しておきます」 これ以来、刹那もスメラギもアムロのトランザムという話題は避けて通るようになったとさ。 442 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/21(土) 14 13 19.60 ID ??? D.O.M.E.「とりあえず巨人が負けそうな日は機体を隠そう」 リボンズ「家に近寄らない方がいいね。せっかく遊ぶチャンスなのに」 ウッソ「今デーゲームやってるとこですよ」 リボンズ「…………!!!」 ウッソ「巨人が先制して…… あ、凄い勢いで逃げていった」 443 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/21(土) 14 32 12.43 ID ??? 441 シーブック「いや、トランザムの効果が時代の違う作品での姿と入れ替えるものだとしたら、 そんな超スーパーすげぇどすばい!なウッソになるはずはないと思うぞ、うん」 セシリー「シーブック…」 カロッゾ「シーブック君、朝パン主義のこの私の前でおにぎりばかり食べているとは何かの当てつけかね~?」 シーブック「うるへーこのチンポコユリがーっ!」 カロッゾ「屋上へ来たまえ…感情を抑えるために仮面をしている私だが久々に切れてしまったよ…」 セシリー「はぁ…シーブックはシーブックでトランザム中なのね…」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7050.html
725 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/16(土) 00 00 18.20 ID ??? ザクさん「こんにちはー」 アル「ザクさんこんにちは!」 ザクさん「今日はアムロさんに会いに来たんだけど、いるかな?」 アル「いるよ。ちょっと待っててね」 ぱたぱた アムロ「やあ、どうしたんだい」 ザクさん「アムロさん。実はアムロさんを紹介してほしいって人が……」 すいっ ガンダムさん「あら、貴方が元祖白い悪魔ね。さすが、私の隣を歩く資格はありそうだわ」 アムロ「こ、今度は生きたガンダム……しかも女性だと!?」 ガンダムさん「何をそんなに驚いているの?」 以下アムロの脳内 ガンダム♀=刹那のストライクゾーンど真ん中 →情操教育に悪影響 →だが無下に扱ったらフェミニスト精神に泥を塗る →カミーユ「ん?」 →俺はどうすれば…… →アーミア「アムロさん!私が対話します!」 →カミーユ「兄さん!ノックもしないでサイコフレームの共振に巻き込むのは止めてください!」 →シーブック「土足で心に踏み込みあうのは嫌なんだよ!しかも兄さんが07××してる時に!」 →カミーユ「盛って悪いか!」 →シーブック「開き直るなよ!」 →いや、弟の性欲は修正しないと。そのためにもガンダムさんとは距離を置きたい →ウッソ「全裸空間ktkr」 →セレーネ「あら、アーミアちゃんいらっしゃい」 →ウッソ「ウボァー」 →ガンダムさん「わけが分からないわ」 →グラハム「抱きしめたいなあ!ガンダム!」ガバッ →くそっ、刹那がマリナさんにこうすれば話は簡単なのに →ガンダムさん「きゃああああ!誰か!警察を呼びなさい!」 →グラハム「警察ならここにいる!」ハァハァ →シン「なおさらタチが悪いわ!」 →グラハム「ええい離せ!私の道を拒むな!」ジタバタ →シーブック「ガンダムさん、今の内に逃げてください!」パーン →ガンダムさん「撤退信号!?仕方ないわ、今日は顔合わせという事にしておいてあげる」 →撤退信号?そういうのもあるのか →アル「ザクさんもまた来てねー」 アムロ「よし、この作戦で行こう……あれ?」 しーん アムロ「なんだかよく分からないけど助かった」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2591.html
930 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/08(水) 07 36 13 ID ??? ベタなネタで。 プーン… アムロ「ン…何だ、蚊がいるのか」 プーン… アムロ「ええぃ、鬱陶しい…」 プーン… アムロ「フィン・ファンネル…」 プー…ブチッ アムロ「害虫に構っていられるか…眠れやしない」 931 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/08(水) 11 31 10 ID ??? 一家に一台、シロッコくん。 シロッコくん「落ちろ、蚊トンボ!」 百発百中で夜中の蚊を打ち落とします! シロッコくん「落ちろ、蚊トンボ!」 ただし、うるさいのがたまにきず。だけどそれも又魅力! あなたの夏の夜のお供に……このシロッコくん、なんと特売価格で…… シャア「……というのは売れるだろうか?」 ナナイ「面白い試みです……が、シロッコ氏は木星産業の人間ですから……」 シャア「肖像権、か。全くもって、面倒くさい」 932 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/08(水) 11 57 24 ID ??? 931 フィル「うちに基幹部品をOEM供給してくれれば『蚊トンボ風情でこの私を!』と言う姉妹品【ポゥちゃん】を発売するが」 シャア「・・・・・・蚊退治のために、二段組みジェネレータを勝手に搭載してビームぶっ放しそうで、安全面に問題がありそうだが」 ミラン「途中で泣き出す『泣き虫オプション』もつける予定だったんですが・・・・・・肖像権がクリアできるだけに勿体無いですね」 ポゥ「・・・・・・しばらく、シドじいさんのところに『研修』にいってきてもよかですか( TДT)」 ハリー「・・・・・・上司に恵まれないで大変だな、君も」 946 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/08(水) 21 21 15 ID ??? 930 プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… アムロ「…6つの敵か…やられる?」 プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… アムロ「仕方ない、蚊帳の代わりだ。フィン・ファンネル・バリア」 プーン…バチチッ プーン…バチッ プーン…バチッ プーン…バチ プーン…バッ プーン…バチチッ アムロ「終わったか…」 プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… プーン… アムロ「まだいる…?!なんで蚊がこんなにいるんだ」 チュン チュン アムロ「……」 セレーネ「…それで一晩中フィンファンネルバリアに集中していて一睡もしてない?バカジャネーノ?(御大の顔まねで)」 刹那「ファンネルがあんなにもつとは、さすがは真のガンダムだ!」 カミーユ「煽るなよ刹那」 刹那「真のニュータイプは、自分ならサイコガンダムよりでかいバリアを作れると言うのか?」 マイ「興味深いですね、データ取らせて下さい」 カミーユ「?!」